健康食品のOEMで使われるTパウチの特徴
健康食品のOEMでは、製品に合わせた容器を使用する必要がありますが、液体やゼリーなどに適した容器のひとつがTパウチです。
Tパウチは、手のひらに収まるサイズの包装容器で、吸い口があるので液体やゼリーなどの内容物が飲みやすいというメリットがあります。
加えて、開封位置が分かりやすいとともに、直線カット性に優れるので手で簡単に開けることが可能です。開封時に内容物がこぼれる心配もほとんどありません。
また、液体やゼリーなどに用いられる容器には瓶やスパウト(キャップ)付きパウチ、アルミスティックといったものもありますが、瓶は重量があることに加えて、かさばるので携帯性が低く輸送コストも高くなります。
スパウト付きパウチは飲みやすさの面では優れますが、製造コストが高いというデメリットがあります。廃棄時にキャップの分別が必要なのもスパウト付きパウチのデメリットで、飲む際は便利ですが廃棄時の利便性は低いです。アルミスティックについては1袋あたりの内容量が少ないという欠点がありますが、Tパウチはこれらの容器の欠点を全て克服しています。
Tパウチは、軽量かつコンパクトなので携帯性に優れますし、輸送コストも抑えられます。製造コストもスパウト付きパウチよりも安く、キャップがないので廃棄時の分別も不要です。スパウトを使用しないTパウチは、製造に要する樹脂量も抑えられるので、環境にも優しくなっています。内容量の自由度も比較的高く、内容量によってサイズが変えられるので、Tパウチは製造者にとってもユーザーにとってもメリットが大きい容器と言えるでしょう。
室町ケミカルでも様々なパウチを日々製造を行っており、得意分野の一つです。
また、デザインできる面積が大きいのもTパウチの特徴です。健康食品のOEMで成功するには、ユーザーに対して良いイメージを与えるとともに、競合との差別化を図ることが重要です。その点、Tパウチではデザインの自由度が高いため、高いデザイン性のパッケージが作れればユーザーに良いイメージを与えられるとともに、競合との差別化を図ることできるでしょう。